令和4年11月20日に開催した「ゲームを創る!~図書館に来たら紙ゲーを製作するコトになった件~」で受講生の方が製作したゲームを一部紹介していきます。
なんと講師の大下先生のコメント付き!
全3回のうち第2回は「ライブラリアンポーカー」と「推理ゲーム」の2本をご紹介します!図書館ぽいテーマで来館時に盛り上がれるかも?
1.タイトル:「ライブラリアンポーカー」
ゲーム内容:図書館にある本をランダムに持ち寄り強い役をつくるのを目指します。
~大下先生のコメント~
図書館で開催させていただいたゲーム制作イベントにピッタリな
ゲームだと思いました。
ゲームは、ポーカーのテキサスホールデムを図書館にある本を使って行い
なおかつ、大喜利ゲームの要素も加わった感じのゲームで、
この大喜利ゲームの要素がある事で、本に詳しくなくても楽しめるものになっていると
感じました。
というのも、このゲームは得点となる役が決まっている訳ではなく、
集めた本から共通点などを見つけ出し、こじつけで役を作り、見出したつながりの面白さを
競うという作りになっているからです。
つながりは「ページ数が少ない」でも「作者の名前の一文字が共通している」というものでもOK。
新たな本との出会いにもなりそうで、図書館でのイベントにも相性が良さそうです。
本が好きな人は、本好きならではの役が作れそうな気もしますので
実際に運営されるのを見てみたいです
2.タイトル:「推理ゲーム」
ゲーム内容:探偵・助手・アイテムを組み合わせ、ランダムに選出される事件の解決を目指します。
~大下先生のコメント~
探偵小説に興味を持ってもらえる人が増えるかもしれないと思わせるゲームだと思いました。
ゲームは、
探偵、アイテム、助手でランダムなデッキを作り
都度選ばれる事件を解決していくゲーム。
色んな推理小説に出てくるキャラクターが一同に集い
本来ならありえない探偵と助手の組み合わせや
シャーロックホームズが浮気調査をしなければならない状況などが発生し、
とても面白くプレイを拝見しました。
小説の原作通りの設定が採用されているので、ホームズは殺人事件には
能力を発揮するが、浮気調査はあまり向いていないとか
女性が苦手な探偵の助手が女性キャラになってしまうとこれまた能力を発揮しにくいなど、
各小説の世界を超えて活躍するのがとても楽しかったです。
個性豊かな探偵が活躍する推理小説の世界に飛び込んで遊べ、
制作者さんの想いも表現された楽しいゲームでした。
ライブラリアンポーカー1
ライブラリアンポーカー2
推理ゲーム